これはひどい。
私はロシア嫌いで、産経のロシア批判記事も基本的に好きなのだが、
この社説は一方的にロシア側反応の特定部分だけとりだし、その原因となった西側姿勢に触れておらず、
まるで批判的説得力がない。
たのむから、批判するなら、ちゃんと批判してくれ。
なにもやってない時期に、突然思い出して非難社説を出すのは、
単なる党派的プロパガンダだ。
まるで英語メディアの日本「歴史認識」批判のようで、みるにたえない。
「柔の道」を呼びかける資格などない。
イランの問題であいまいなのは、今に始まった話でもない。最近は、むしろイランに厳しい傾向だ。
軍縮枠組からの脱退は、アメリカがチェコやポーランドにMDを配備することへの反発だ。MD計画への代替案として、ロシアはアゼルバイジャンにある基地の共同利用を、アメリカに提案した。なぜアメリカがその場所にMDを設けるのかという点こそ、問われるべきだ。
それは、基本的にロシアとアメリカの対立関係の応酬だ。なぜ産経が、アメリカに有利な言い分だけ並べなければならないのか。
CFEにしても、だいぶ前に改正されたはずの条項を、ロシア以外の国がほとんど批准していないので、ロシアが実行しかねるということだ。
西側の立場から批判するにしても、
エストニアでの兵士像の移転にロシアが介入したとか、
ウクライナやグルジアでの動きにロシアがやたら介入しようとして、ガス停止やワイン禁輸までしているとか、
いくらでも批判のしようがあるし、
軍縮問題にしてもロシアの対応は建設的でないと十分論じうる。
現在のロシアの動きは、そもそも対立を控えめにしようという配慮が足りないのだ。
流れがかわったといっても、こんなひどい記事が増えるのなら、「正論」路線の未来はない。
このあたりの話の土台は、検定後の教科書の記述だ。なんでこれがあんまりないのか。
検定後も出版までは公表してはならない制度なのか。
それならなおさら、それをめぐってメディアで論争したり政治介入したりするもんではない。検証可能性が、客観的事実をめぐっての議論の前提だ。
自分の過去のブログに、引用があった。
http://gomoku.iza.ne.jp/blog/entry/143354/
「そのなかには日本軍に壕から追い出されたり、自決した住民もいた」
「そのなかには、「集団自決」においこまれたり、日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民もあった」
これは、沖縄戦の悲惨さを伝えたい人にとって不十分なのか。
しかし、Googleのサイドバーに出てくるニュースが、この話題ばっかりというのも、なんだかおかしい。
小沢がどう伝えられてるか見ようとしたら、こんなんでてきた。
どうでもいいが、日本で伝わってないようなので。
「日本の経済界がロシア東部の交通網に関心」
http://www.rian.ru/economy/20071106/86718924.html
ナルィシキン大統領府長官が日本側と交渉。
「日本が北朝鮮に経済援助する用意がある」
http://www.rian.ru/world/asia/20071106/86717785.html
「日本首相、ロシア文化祭りに喜ぶ」
http://www.rian.ru/culture/20071105/86659812.html
http://www.rian.ru/culture/20071105/86673184.html
「今年123歳。79歳のときにこども産んだ。」
http://zhizn.ru/article/society/8803/
昨日でロシア十月革命から90年だったが、
当然のようにそれより年上。てゆうか前々世紀。
そのこどもがわずか4歳のときに、父親が83歳で死去した。
・・・どうでもいい。。。
Economistの記事(Oct
そのあと、韓国、中国、ロシア、ブラジル、フランス、ドイツ、トルコ、ポーランド、イギリス、ルーマニア、メキシコ、イタリア、インド、タイ。
まだ日本が出てこない。
なんだかふつうに、日本語サイトは、英語サイトやロシア語サイトに比べて、変な広告などもでてきにくくて、
問題が少ない感じがするけど、なんでだろう。
利用人口が多く、ネット社会での犯罪も少なくはないはずなのに。
ちなみに、私のメールアドレスの1つは、1日数十件の日本語迷惑メールを受け取る。
http://www.economist.com/daily/news/displaystory.cfm?story_id=10052283&fsrc=nwl
遠藤記者のコラムは、私がロシア滞在で経験し感じたことを、いつも劇的な形で表現してくれて楽しい。私はそんな極端でわかりやすい被害はこうむっていないのだが、似たようなことにはなった。
例えば、私は銀行ではトラベラーズ・チェックを換金したことがあるが、
遠藤記者のいう、いつものこととして偽造かどうかチェックされ、緩慢で要領が悪くて45分かかっただけだ。
その前に行った銀行では、トラベラーズ・チェックの今日の換金レートが書いてあるのに、
行列に並んで窓口に行ったのちに「そんなものは扱わない」といわれただけだ。
パスポートを見せろといわれ、見せたら、
見る能力が足りないらしく、「発行地はどこだ」と聞かれただけだ。
しかし遠藤記者の場合は、当局の証明つきロシア語訳がないという理由で、パスポートを受理しなかったという。しかも、ドル札を一枚一枚チェックしたあとで。きみら、手を抜きたいのか、自分も相手も不幸にしたいのか、どっちだ。
実際、法律で「ロシア語のみ受け付ける」とでも書いてあるのだろうか。どうせ、そういう法律はないが、どこかで勝手に法律化しているか、従業員が仕事をわかってないか、そんなところだろう。
遠藤記者のいうごとく、ロシア語が国際語というには、実質が足りなすぎる。
だいたい、ロシア語ができても、実態と矛盾したことが書いてあるか、こちらのいうことを聴こうとしないか、意味が通じないか、
ということになり、習得努力に比べて、得られるものが小さすぎる。
それでも必要だから、習得しないとしかたないんだが。
しかしそれは、もうロシア連邦内だけにしときなさい。
(追記)
思い出したが、モスクワに住みだして当初のショックに、こういうのがあった。
外国人用入国カードは、ロシア語と英語の併記だったが、
2005年10月ごろ、突然ロシア語のみのカードに「改善」されることになった。
これには各国大使館とともに抗議したと、日本の大使館のメールは伝えた。ただし間に合わず、結局ロシア語のみのカードのどこに何を書くかの案内を配布していた。
現在は、ロシア語と英語の併記のカードになったらしい。
まあ、外国人が入国するのに書かせるのだから、すでにロシア語は国際語という自負だけはあったようだ。
ロシア南部の都市トリヤッチでのバス爆発事件。8人死亡。
今のところ、テロの方向で捜査が進んでいるようだ。そうでなくても、その方向で捜査が進むだろう。
テロ事件は、やや久々の感じがある。2年前にも、ロシアの市場で爆発はあったのだが。もう少し前の、大規模なものは減ったかんじ。
しかし、なんだこの都市名。どうみてもイタリア語。しかもきいたことある。
調べたら、イタリアの共産主義者パルミーロ・トリアッティ(Palmiro
The
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A2%D0%BE%D0%BB%D1%8C%D1%8F%D1%82%D1%82%D0%B8
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3
http://en.wikipedia.org/wiki/Tolyatti
ここには「テロは北カフカス関係だとされるが、このまちは自動車産業をめぐるギャング抗争でも有名」とある。
BBCで
「日本の大臣が、アルカイダが入国したと述べた」
というような見出しがあったので、開いたら、
「ハトヤマが、外国人の指紋をとるのを正当化するために、友人の友人がテロ集団だと述べた」
ということだったらしい。
さっきは、記事の中に「ヘンな発言。」みたいな率直な書き方があったと思うが、
今は見られない。記事内容を更新したのかな。
あとで日本語の記事を読んだが、それでやっとわかった。
なんだか、単にBBCの理解力がやばい気もする。
Japan's
「日本の憲法は日本が他国と戦うのを禁じているが、政府は最近より堅固な防衛政策のために改訂しようとしてきた」
ではなんだか意味不明というか説明不足というか。「憲法解釈では、日本国土の防衛的手段のみ持ち、攻撃手段は持たない」くらいないとわからん。
これって、鹿児島の不当取調べの事件だと思うけど、地図がおかしい。
事件の舞台である「キュウシュウ」という場所が、九州の北部にある・・・。
プーチンダイスキ運動をするための若者団体が、ロシア与党によって組織されている。
もうやめようや、へこたれるやん。若者のくせに、自分で考えて世の中に逆らえや。ソ連のまんまやん。
「反ファシスト団体」というのが、この団体の定義らしいが、
そうやって、団体鼓舞運動をして、ひとりの指導者を絶対的に崇め、異論を排撃するというのが、
ファシズムだというのを教わってないらしい。
・・・これだからこの国には希望がもてない。希望といっても、我々のわがままなんだが。
専横を非難するなら、「トノサマ」「ショーグン」くらいにしとけ。
天皇でそのイメージに近いのは武烈天皇くらい。
「防衛省の武烈天皇」と書くのがめんどくさいならやめとけ。産経も流用せんように。
記事内容はおもろい。へこたれるけど。
しかし、これをずっと見逃してた官僚、政治家、メディアのほうに不信が募る。
今もそうやって見逃してるかもしれない。
逆に、このタイミングで出てくるのにも疑問。メディアは情報源を明かせないのだろうが、一部メディアが政治利用しているか、官僚組織がコントロールしているか、、、
安倍政権末期についてもなんだかおかしい動きに感じた。
産経が「メディアにダマされないための、メディア・リテラシー講座」
でも連載してくれたら、ちょっとえらいんだけど。
(どうせその連載にもダマされるので注意が要るけど)
あ、こんなんみつけた。ややおもろい。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/071025_33th/
へこたれた。
海上補給が憲法違反で、陸上活動(もっと戦闘地域)はやるべき?
なんじゃそりゃ。
国連との関係が合憲違憲を決めるとは、うちの国の憲法には書いてませんぞ。
イラクとかアフガンとかの個別の作戦については、
合憲違憲の問題というより、政策判断であり、特措法なり首相の指揮権でやればよい。
「国連の明白な要請がないから違憲」とかいわずに、
「・・・ないから派遣すべきでない」といえばよかろうに。
そのうえ、別のもっと危険なところに派遣するとかいう。
全然原理的でないではないか。
原理的なら、きちんと憲法解釈なり憲法なりを正して、
「アメリカ追随ではない」貢献を論ずればよかろう。
これも。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/53748.html


by 五目ちらし
意味が通じないロシア社会