久間防衛大臣の「しょうがない」発言、
日本国民の憤りと、彼の政治センスへの批判はごもっともで、
べつに付け加えることも弁護することもない。
伝えられ方は、やっぱりいつものとおりややこしい。
阿比留記者のブログによると
<<ソ連が参戦したら、ドイツを占領してベルリンで割ったみたいになりかねないというようなことから、(米国は)日本が負けると分かっていながら敢えて原子爆弾を広島と長崎に落とした。長崎に落とすことによって、本当だったら日本もただちに降参するだろうと、そうしたらソ連の参戦を止めることが出来るというふうにやったんだが、8月9日に長崎に原子爆弾が落とされ、9日にソ連が満州国に侵略を始める。幸いに北海道は占領されずに済んだが、間違うと北海道はソ連に取られてしまう。
本当に原爆が落とされた長崎は、本当に無傷の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなと思っているところだ。>>
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/211450
ということらしいし、
英国BBCだと、
The
"I
http://newsvote.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6256840.stm
らしい。私はこっちの記事をみてたまたまこの件にきづいたのだが、「原爆投下は不可避」というのは、あまりにちがう。
大臣の文脈は、米国の単独占領かソ連参戦かという状況が当時あって、米国の戦略にも対応する選択肢があったということらしい。これ自体は議論としてはおかしくない。彼の地元の長崎への原爆は、実験の意味合いが強かったとは思うが。
例えば1975年の時点を考えるなら、
「原爆被害+米国占領+戦後復興」と
「分割占領+共産主義地域の停滞」だったら、
後者のほうがよい、と私は思う。
でも1990年の時点なら、
「原爆被害+米国占領+戦後復興+国家意識溶解」と
「分割占領+共産主義地域の停滞+危機意識の持続」だったら、
わからなくなる。
「歴史if」は理解に役に立つときはあるけど、難しいっすわ。
特に政治家は触れないほうがいいだろうな。


by 五目ちらし
意味が通じないロシア社会